埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 1816
■ 種類 学会発表
■ タイトル 交通騒音に対する住民反応への家屋振動の影響
■ 著者 横島潤紀    神奈川県環境科学センター
松本泰尚    埼玉大学
白石英孝    埼玉県環境科学国際センター
太田篤史    横浜国立大学
田村明弘    横浜国立大学
   
   
   
   
   
   
■ 出版元
■ 出版年 2013
■ 誌名・巻・号・年 日本音響学会騒音・振動研究会、平成25年6月28日
■ 抄録・要旨  近年の日本の調査では、欧米諸国とは異なり、いわゆるRailway Bonusの妥当性を確認できないことが多数報告されている。その原因を明らかにするために、著者らは社会調査の結果を用いて、家屋振動による交通騒音のアノイアンスの増幅効果を検討した。  騒音暴露量が同レベルの場合には、地盤上での振動レベルは新幹線鉄道、在来鉄道、道路交通の順に大きく、これはアノイアンスの愁訴率(%HA)と同じ順であった。また、地盤上の振動レベルが大きいグループのほうが、小さいグループに比べて%HAが高い傾向にあった。さらに、がたつきの有無が%HAに寄与することも確認された。  これらの結果から、家屋振動によって鉄道騒音に対するアノイアンスが高くなっていると考えられた。
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